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面接必勝法

面接の日が目前に迫り、あなたは胸を高鳴らせています。 リサーチも済んでおり、あなたが募集職に最も適した人材であることは間違いありません。では、自分の適性を口頭でうまくアピールできるという自信の程はいかがでしょうか。 面接での成功は、準備と練習、そして明瞭なコミュニケーションにかかっています。 しかし幸いなことに、自分のベストの状態を見てもらうのに役立つ、シンプルなテクニックがあるのです。

面接の種類
コミュニケーションスキルを磨く前に、どのようなタイプの面接なのか、未来の雇用主とどのような状況で顔を合わせるのかを知っておくに越したことはありません。 面接にはさまざまな種類があり、パネル面接、電話面接、非公式面接などがその例です。

パネル面接:非常にフォーマルな形を取るのが一般的で、面接官は一度に最大4人。 その雰囲気に圧倒されてしまうかもしれませんが、一つひとつの質問に集中しましょう。 質問をした人物に対して答えを返しながらも、面接官全員とアイコンタクトをとります。 必要な人名や役職名はあらかじめ押さえておきましょう。

電話面接:電話面接において難しいのは、アイコンタクトやジェスチャーなどの身体的なサインを使わずに自分の言いたいことを伝えなければならないという点です。 声のトーンが非常に重要な鍵を握るため、自信を持って話すこと。また、早口になりすぎたり、話が長くなりすぎないよう注意しましょう。 セールスの電話には、「笑顔で話す」という昔ながらの常套手段がありますが、これは温かみや明るさを声で表すのに役立ちます。

非公式面接:まんまとはまってはいけません。 「ざっくばらんなお茶会」などの名目で呼ばれた場合にも、気を抜いて行動したり、くだけた態度を取るのは禁物です。 このケースにも通常の面接におけるルールが当てはまるため、話しやすい空気を作りながらも、自分のスキルや経験について話す必要があります。 せっかくの面接を単なる雑談に化けさせてはいけません。しっかりと自分をアピールしてください。

行動面接:あらゆるタイプの面接の中でも、行動ベースの面接は最も一般的な方式ですので、その手法を十分理解しておく必要があります。
あなたの能力やスキル、協調性、募集職に対する文化的な適合性などをチェックすることが行動面接の目的。求職者は、これまでに特定のスキルを生かしたり特定の行動を示した事例を説明するよう求められます。 質問では、「~したときのことを教えてください」、あるいは「~した例を挙げてください」といった表現が多用されます。これらにうまく答えるには、自分がこれまでの経歴の中で募集職に関連するスキルを発揮した事例、特にアピール性の強い実績をいくつか用意しておくことです。

STARモデル

STARモデルは、効果的な構成に則って例を挙げ、行動に関する質問にうまく答えるためのガイドとなります。 1つの例ごとに下記の要素をすべて含めるよう意識しましょう。

S(Situation) - 解決すべき状況や問題は何だったか。たとえば、「セールスレポートの作成プロセスが手作業でのデータ入力に依存しており、多大な時間と労力が割かれていた」。

T(Task) - どのようなタスクを実行したか。 「ビジネスレポートとセールスレポートの要件を分析し、販売実績やその予測に影響を及ぼすさまざまな要素について評価を行った」。

A(Action) - どのように対応したか。 「手入力を最小限に抑え、予測を含むさまざまなレポート目的に応用できる自動化モデルを開発した」。

R(Result) - どのような成果が得られたか。 「予測精度が75%向上し、週ごとのセールスレポート所要時間が10時間短縮された結果、1週間あたり1,000ドルのコスト削減が実現した」。


面接官との距離を縮める

面接は求職者の技術スキルだけを評価するものではないため、過去の実績や能力を漏れなく述べれば成功、というわけにはいきません。 職場に馴染み、企業文化に溶け込むことができて、他の従業員たちともうまくやっていける人物であることを面接官に納得させる必要があるのです。 つまり、面接官に好かれることが重要です。 面接官との距離を縮めるには、次のような点を意識しましょう。
• アイコンタクトをとる:視線を合わせることは、自信と誠実さの表れと受け取られます。 目を合わせる時間は、2~4秒程度が理想です。 それよりも短いと気づいてもらえない可能性があり、長いと却って不快にさせてしまうおそれがあります。
• 笑顔を見せる: 笑顔を見せることで、プレッシャーを感じるような場面においても、あなたは自信を持ち、落ち着いて心を開くことができるのだとアピールできます。 また、面接官も自然と笑顔になり、前向きで温かい人物として彼らの記憶に残ることが期待できます。
• 面接官のスタイルに合わせる:面接官と同じ姿勢を取ったり、話し方や話す速度、ちょっとした癖などを自分の言動に取り入れることで、無意識のうちに親しみを感じてもらえることがあります。 ただし、露骨にまねをしたり、馬鹿にしたような態度を取らないよう十分注意しましょう。あくまで適切な形で、自分のスタイルをほんの少し変えるに留めることです。
• 名前で呼ぶ:可能であれば、面接官に対し、名前で呼びかけましょう。 これによって、あなたが個人を尊重し、職務や会社そのものにも敬意を払っていることが伝わります。

重要ポイント
行動に関する質問に効果的に答えられるよう、具体例を用意しておく

話を脱線させない。 あくまで簡潔に答えましょう。

積極的に質問する。 あなたの学習意欲を示すとともに、募集職について真剣に考えていることをアピールできます。

面接官との距離を縮める努力をする。 笑顔も忘れずに。

リラックスし、自信を持って臨む。 募集職に適していると思われたからこそ面接に呼ばれたのです。つまり、あなたは第一段階をすでにクリアしています。

最後に面接官に対し、貴重な時間を割いてくれたことへの御礼を述べる。また、そのポジションへの関心を強調し、良い知らせを待っている旨を伝えましょう。