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自社のブランドネームを生かして最高の人材を獲得

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企業が自社の企業文化や職場環境、ブランドをどのように提示するかは、効果的な人材獲得戦略にますます欠かせない要素となりつつあります。 好ましいブランドイメージがあり、それが企業文化や従業員のための価値提案をありのままに映し出し世に訴えるものであれば、そのイメージを候補者層の拡大に活用できます。

従業員が望む文化とは
テーブルサッカーゲームやお昼寝用のナップポッドのような目新しい設備は、もはや従業員の心を揺さぶりません。この時代にものを言うのは、会社が従業員のために全力を尽くしてくれているという実感です。 従業員が求めているのは、成果に対する正当な評価や、昇進の機会、継続的なトレーニングです。 それ以外にも、従業員の満足度や好ましい文化を生む要素として以下の項目が挙げられます。

説明責任
説明責任を重視する環境の構築により、職務能力の向上やさらなる献身が期待できるほか、士気も上がり、仕事への満足感も高まります。 また、そのような環境では従業員が組織の未来に対してより多くを担うため、創造や革新の推進にもつながると言われています。 従業員は、自分が会社の成功に貢献しているという実感と、管理職もまた自分たちと同じ高い基準に従っているのだという確信を求めているのです。

チームワーク
三人寄れば文殊の知恵。雇用主がチームワークを重視するのは、まさにそれが理由でしょう。 しかし、他者との協働プロセスを通じて恩恵を受けるのは雇用主だけではありません。創造力を結集してブレインストーミングを行ったり、互いの強みを認め合い、補い合うこと、あるいは対立を解決することで、従業員もまたメリットを享受します。 その過程では互いに協力し、励まし合う関係が構築され、組織との一体感も高まるでしょう。

昇進の機会を提供
従業員は、出世コースに乗れているという実感を求めています。 スキルアップを重ねて地位を上げられるようチャンスを与えてこそ、会社のために全力を尽くそうという気持ちになるでしょう。 日々の業務を単なる労働ではなくキャリアと捉えている人材は、あと一歩の努力を惜しまず、プロジェクトを終わらせるためのあと30分の残業をもいとわないものです。

自社の企業文化について熟考
自社の企業文化を知るにはまず、自らの組織が「良」でなく「優」であると言える根拠を探すこと。そして、優先順位を決して見失わないことです。 似たような理念を掲げる企業は他にもあるかもしれませんが、企業文化は独自の差別化要因となります。

文化を見直して定着率を改善
Great Place to Workがさまざまな組織で働く従業員を対象に調査を行った結果、今の職場に大変満足しているという従業員は、平均と比べ13倍もの高確率で、現雇用主の下で長期間働き続けたいと答えました。 同調査ではさらに、強固な信頼の文化を有する組織では、離職率が同業他社よりも50%低いことが明らかになっています。

従業員の離職はときに避けられないとはいえ、従業員を大切にし職場の文化を重んじることで、離職率の低減を図ることができます。
優れた企業文化は、貴重な従業員の維持に役立つだけでなく、新たな人材を惹きつけるセールスポイントにもなります。 従業員の積極性や離職率の問題、そしてこれらに伴う生産性低下のリスクに対処するには、やりがいがあり、個人の価値が認められ、努力が確実に報われる環境を従業員が求めているという理解が不可欠です。